爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP

  「ミニ四駆世界グランプリ」(WGP)が日本で開催されることになり、豪たちは、かつて国内で戦った ライバルたちとともに新チーム「 TRFビクトリーズ」を結成。勝ち負けを繰り返しながらも、 ビクトリーズは次第にチームのまとまりを覚えていく。世界のライバルチームとのレースで 激しくぶつかり合いながらも、国境を越えた交流を深めていく。 果たして、ビクトリーズは栄えある世界一の栄冠を手にすることができるのか!?

 日本が生んだミニ四駆は世界中に普及し、子供から大人まで広い年齢層に親しまれるホビーとして定着した。 日本をはじめ、世界の各地で多くのミニ四駆レースが開催されている。 しかしその結果、バトルレースが流行、犯罪への悪用といった問題も表面化することとなった。 これらの諸問題に対応し、同時に青少年の健全なるホビーとしての指導、統括を目的に組織されたのが国際ミニ四駆連盟である。 通称FIMA(フィーマ)。

 FIMAが開催する最大規模の ミニ四駆ワールドグランプリ。 記念すべき第一回大会の舞台は日本に決定、ミニ四駆競技施設GPXドームも建設された。 競技に使用されるミニ四駆マシンは、GPチップを搭載したグランプリマシンに限定され、 参加チームは、5人ひと組が義務づけられている。

 参加チームは「 TRFビクトリーズ」「 NAアストロレンジャーズ」 「 アイゼンヴォルフ」 「 CCPシルバーフォックス」「 クールカリビアンズ」 「 サバンナソルジャーズ」「 オーディンズ」 「 小四駆走行団光蠍」「 ARブーメランズ」 「 ロッソストラーダ
全10チームで世界グランプリ優勝を競いあうのだ!

第92話 リーダーの責任

 WGPもいよいよ大詰め。ロッソストラーダ、アストロレンジャーズの2チームが既にファイナルステージへの進出を決めた。 アイゼンヴォルフの決勝進出も固いと思われ、残り1チームが争われることになる。ビクトリーズは残るひとつの切符を賭けて 次のオーディンズ戦に是が非でも勝たなければならない。リーダーとしてのあせりを感じる烈。 ソニックの調整もスピードだけを重視し、練習走行の時には藤吉や豪に厳しくあたってしまう。一方、 オーディンズの方は走行でタイムにばらつきのある走りを見せていた。楽勝だと踏むビクトリーズだったが・・・。 そして試合当日。烈にマシンの遅さを指摘された藤吉は、ブースターユニットを搭載、スピードをアップさせたスピンコブラで現れる。 コースは氷山のてっぺんに設置されたワインディング・アイスバーン・サーキットだ!全員アイススケートをはいて 試合に挑むニエミネンのホワイトナイトは意外にもスピードが速く、豪達は驚く。ホワイトナイトに搭載された マルチギア・システムの威力を見せられ、烈の焦りは益々募るばかりだった。しかし、そんな烈の思いを裏切るように、 藤吉のマシンがブースターユニットが加熱、戦線離脱してしまう。さらに1位でゴールしたい豪が烈の忠告を振り切り ニエミネンを抜こうとした挙げ句、ホワイトナイトと接触しリタイアしてしまう。追い詰められた烈は必死にホワイトナイトを追うが、 勢い余ってコースアウトしてしまう。落下するソニックをつかもうとした烈は、そのままマシンと共に崖を転がり落ちる。 朦朧とした意識の中でオーディンズの勝利の様子を呆然と見ながら意識を失うのだった・・・。

第93話 走れ!ダブルスピン

 烈は前回のレースでの怪我で2週間の入院を余儀なくされる。この怪我のために、 リーダー不在で次の光蠍戦に臨まなければならないTRFのメンバーは、絶対勝たなければ!と気合が入る。 しかし藤吉のスピンコブラはオフロードが苦手であり、どうしようかと思い悩んでいた。オフロードコースの為に、 新型マシンを開発することを決めた藤吉であったが、いいアイディアが見つからず途方に暮れていた。 そんなとき、リョウがトライダガー特訓のため山へ行くと聞いて、何かのヒントになればと思い、藤吉もついて行くことに。 その結果、藤吉はリョウから新マシン完成のヒントをもらう。そして試合当日、新マシン、スピンバイパーを投入し勝利したのだった。

第94話 邪悪な走行!EVOが変わる時

 6位のビクトリーズが優勝決定戦に出場するためには18勝していなければならない現在17勝のビクトリーズは 次のレースで勝たなければ優勝決定戦に出場できない。烈は足の怪我で入院中の為に今回の試合には出場できず、 Jは不安げな表情を見せる。試合前夜JはEVOが目立った改良をしていないのを不安に思い一人特訓にでかける。 オフロードコースでEVOを走らせているJの目の前に土方レイが現れる。今のままでは沖田カイの BSゼブラには勝てないと言われレイはもっと速くしてやろうとJを連れて行く。レイはJを自分の庭に招き入れ EVOのドルフィンシステムの制御装置をはずしシャークシステムの制御装置をセットする。 シャークシステムを導入したEVOは驚異的な速さを見せるが空気の刃で周りのものを切り刻んでいく。 無理強いはしないとレイはJにシャークシステムを渡した。レース開始直後各ビクトリーズのマシンは BSゼブラにブロックされてしまい中々前に出ることができない。そんな中ビクトリーマグナムがマグナムダイナマイトで 一気に6台のマシンを追い抜いてトップに躍り出た。サバンナソルジャーズは4位のEVOを集中マークしていたが、 コーナーでEVOがコースアウトしてしまう。追い詰められたJはシャークシステムの制御装置をEVOにセットして走り出す。 シャーク走法はものすごいスピードで追い上げていくが空気の刃でBSゼブラをこわしてしまう。 暴走するEVOを止めるためにビクトリーズのメンバーは協力してブロックするがコースアウトしてしまう。 それを見たJはコースに入り怪我を負いながら自らの手でEVOを止めた。そしてEVOからシャークシステムを外してレースを再開する。 EVOはシャークシステムをセットして走行したことによりGPチップが学習しドルフィンシステムに影響を与え グングンスピードが上がっていく。Jはミシェルを抜かしゴールする。

第95話 よみがえれ烈!

 レースで負傷してしまった烈。リーダーとしての自信が無くなり、自分がチームにいなくても勝てる、 自分がチームの足を引っ張ってるのでは?と考えてしまう。そんな烈は土屋博士は新マシンの開発を少し待って欲しいとお願いする。 それを聞いた豪は病院に行って一言いってやる!と言うが、仲間に止められる。お見舞いにきたジュンにも励まされるが なかなか自信が戻らない烈。やはり豪は我慢できず烈の入院する病院へ飛び出していく。病院内で烈を探す豪。病室にも屋上にもいない。 そんな時隣の公園からミニ四駆で遊ぶ子供達の声が聞こえる。公園ではミニ四駆で遊ぶ子供達を見つめる烈の姿があった。 リーダーとしての責任と自信を無くす烈にレースは勝ち負けじゃなくて楽しめばいいと話す。そんな豪の話を聞いて 昔の自分を思い出し新ソニックへの新たな決意をする。夜、お見舞いにきた両親に烈はあるお願いをする。 病院を抜け出し土屋研究所で新ソニックの開発する烈。J、リョウ、二郎丸、藤吉も集まって烈の新ソニック開発を手助けする。

第96話 めざせ決勝戦!フリーフォーメーションで突っ走れ!

 4位決定戦に向け烈はバスターソニックを完成させる。豪、リョウ、藤吉、Jも最終調整に余念がない。 向かえた4位決定戦レースは開始早々チームランニングの得意なCCPシルバーフォックスと光蠍がビクトリーズに差をつけていく。 チームランニングが不得意なビクトリーズは遅れをとるが烈の言葉で本来の走りをとりもどす。そして光蠍、シルバーフォックスを抜き、 ビクトリーズ5台全員でゴールする。

第97話 ファイナルステージスタート!

 出場停止中のイタリアが復帰し最終レースが開始される。最終コースはGTXドームから 芦ノ湖までを3日間で走る超ロングコースだ。コースは3つのセクションに分かれていて第1セクションは高速コース、 第2セクションは登りのテクニカルコース、第3セクションは高速、テクニカルの複合コースになっていて、 各チーム何名で走っても良いルールになっている。ビクトリーズは第1セクションをスピード重視の豪、 リョウが走ることになり第2セクションはテクニカル重視の烈、藤吉、J、最終セクションは全員で走ることを決める。 夜が明けついに始まった最終レースに多くの観客と今まで戦ったチームに応援され各チーム一斉にスタートするのだった。

第98話 紅の閃光!ロッソストラーダの魔手!!

 スタート直後1位を走るアストロレンジャーズにロッソストラーダがアディオ・ダンツァーで攻撃を仕掛けてくる。 ロッソストラーダの攻撃を受けアストロレンジャーズのエッジのマシンがクラッシュしてしまう。 ハンデがあったビクトリーズは1位と差をつけられていたが途中合流したエッジと3台で先頭をめざす。 ピットポイントではロッソストラーダが1位でピットイン。ビクトリーズも1位に5分遅れでピットインする。 直線コースでは豪とリョウが最後のバッテリー交換をし一気に1位との差を縮めていく。第2ピットポイントには1位でビクトリーズが ピットインしマシン調整をしスタートする。マシン調整で遅れをとっていたアストロレンジャーズがサターンフォーメションで 一気に追い上げてくる。トップを走るビクトリーズの豪にロッソストラーダが攻撃を仕掛けようとしたその時、 リョウのマシンがそれを阻止する。その反動でリオーネとゾーラのマシンはクラッシュしてしまう、リョウのマシンも無傷とはいかず 豪のマシンを先にいかせる。 1位でゴールしたのはアストロレンジャーズ、2位はアイゼンヴォルフ、3位はロッソストラーダ、 僅かな差でビクトリーズは4位になってしまった。

第99話 スリーリレーバトル!打倒!ディオスパーダ!!

 第1レースが終わりホテル内で昔のマシンを使って練習走行をする藤吉、豪、二郎丸。 ホテルの廊下を走っていたところ藤吉は男の子にぶつかりそうになり避けようとしてやけどを負ってしまう。 そして第2レースが始まる。アストロレンジャーズからはハマーD・ミラー、アイゼンヴォルフからは ミハエル・アドルフ・ヘスラー、ロッソストラーダからはカルロ、そしてビクトリーズの烈、藤吉、Jが参戦する。 レースがはじまり1位のアストロレンジャーズにアイゼンヴォルフがものスゴイスピードで追いついてくる。 頂上付近のコースに雲がかかってコース先の見えず通信も途絶えてしまったストロレンジャーズは混乱し 目の前のアイスバンに気づかずクラッシュしてしまう。そしてアイゼンヴォルフに追い抜かれてしまう。 ビクトリーズも雲の中に入りロッソストラーダに追いつく。何かしかけてくるかもしれないと フォーメーションをかえて待ち受ける烈、藤吉、Jだったが、カルロは何もせずスピードを上げて走り去っていく。

第100話 勝者の条件!

 ノンブレーキ走行で下りを駆け下りていくカルロ。そしてついにトップ集団にカルロとビクトリーズが追いついてきた。 ピットポイント直前でカルロのマシンのタイヤがバーストしてしまい一気に速度を落としてしまう。 ここでビクトリーズが3位に浮上し2位のアストロレンジャーズに並んだ。最後の交差点を曲がったところで コース上にギャラリーのマシンが入ってしまった、ハマーDがマシンを踏みつけようとした寸前に藤吉が拾い上げる。 その時に藤吉は転んで足を捻挫してしまう。ピットポイントで博士に足の治療をしてもらう藤吉、 やけどの腫れもひどくなりこのままではレースも無理かもしれないと話す、そしてなぜあんなことをしたのか聞かれ 藤吉はレースよりも大切なものがある、と言う。そんな藤吉を最後まで走らせてほしいと頼む仲間たち。 博士はテーピングを強めに巻いて出場を許可する。後半戦開始早々雨が降ってきたがビクトリーズは2位に浮上。 1位を追いかけるビクトリーズ、さらに加速するアイゼンヴォルフ。藤吉とJのマシンのスピードはこれ以上でない、 烈に先に行くように伝える藤吉とJ。烈のバスターソクニックはスピードを上げミハエルに追いつく。 雨で思うように走れないカルロ。絶対に負けたくない、カルロは猛スピードで前を走るマシンを追い抜いていく。 最終コーナーではベルクカイザーがスピードを落とし烈がラストスパートをかけついに追い抜く。 ミハエルは思うように走らないベルクカイザーに苛立つ。ゴール目前、ソニックの独走状態で走っていると 後方から紅い閃光ディオスパーダが猛追。カルロはジュリオからアディオ・ダンツァーを使うように伝えられるが それを無視しスピードをさらに上げ烈を抜いて1位でゴールする。

第101話 世界一へスタート

 第二セクションでトップとの距離を射程圏内に捕らえたビクトリーズは俄然勢いづく。 調子に乗る豪とは対照的に、ミハエルは負けたショックからなかなか立ち直れない。一方カルロは、 正攻法による初めての勝利で得た晴れやかな気分に戸惑いを感じていた。最下位に転落したアメリカチームも、 気を取り直してレースに臨むことに。雪がしんしんと降り積もる夜、各チームともそれぞれの思いを胸に抱える中、 豪と二郎丸は雪合戦に興じるのだった。遂に迎えたファイナルセクション!!豪とリョウは最初から猛スピードで飛ばす。 が、その表情はとても楽しそうだった。そんな2人を見て、カルロは再び複雑な思いに駆られる。一方、 最下位でスタートしたミハエルは信じられないスピードでトップをグングン追い上げていく。 いつも冷静沈着なミハエルではなく、ひたすらゴールを目指して無茶な走りをする彼の頭の中には勝利への執念しかなかった。 遂にトップのマグナムとトライタガーを射程にとらえたベルクカイザーは強引な走りでトライダガーと接触してしまう。 遂に豪とミハエルの一騎打ちになるが、ミハエルは暴走を止めようとはしない。オーバースピードで走るベルクカイザーは フェンスに激突しそうになるが、間一髪マグナムに救われる。楽しんで走ることもレースもあると豪に言われたミハエルは、 ようやく勝負だけがレースの全てではないということを悟る。「楽しんで勝つ・・・」カルロの心に正攻法で勝ったときの 複雑な気持ちが再び押し寄せるが、その気持ちを無視するかのようにベルクカイザーに突っ込んで行くのだった・・・。

第102話 栄光のゴールをめざして

 「楽しむこともレース」というミハエルと豪に反発し、「勝つことが全て」と息巻くカルロはベルクカイザーに攻撃をしかける。 が、豪がマグナムでそれを阻止し、ディオスパーダは壁に激突、スリップしてしまう。代わってトップは豪とミハエルで争うことに。 ビクトリーズの他のメンバーは豪の援護に廻る。一方、アメリカチームのブレットも猛烈な勢いで追い上げ、豪、ミハエルと共にトップを争う。 カルロが戦線離脱し、ロッソストラーダの他のメンバーは再び攻撃をしかけようとするが、Jと烈、藤吉、リョウが一団となって阻止する。 ゴールまであと200のストレートコース。優勝を争って、豪、ミハエル、ブレッドが抜きつ抜かれつの大接戦を繰り広げる。 果たして勝利は誰の手に・・・?