爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP

  「ミニ四駆世界グランプリ」(WGP)が日本で開催されることになり、豪たちは、かつて国内で戦った ライバルたちとともに新チーム「 TRFビクトリーズ」を結成。勝ち負けを繰り返しながらも、 ビクトリーズは次第にチームのまとまりを覚えていく。世界のライバルチームとのレースで 激しくぶつかり合いながらも、国境を越えた交流を深めていく。 果たして、ビクトリーズは栄えある世界一の栄冠を手にすることができるのか!?

 日本が生んだミニ四駆は世界中に普及し、子供から大人まで広い年齢層に親しまれるホビーとして定着した。 日本をはじめ、世界の各地で多くのミニ四駆レースが開催されている。 しかしその結果、バトルレースが流行、犯罪への悪用といった問題も表面化することとなった。 これらの諸問題に対応し、同時に青少年の健全なるホビーとしての指導、統括を目的に組織されたのが国際ミニ四駆連盟である。 通称FIMA(フィーマ)。

 FIMAが開催する最大規模の ミニ四駆ワールドグランプリ。 記念すべき第一回大会の舞台は日本に決定、ミニ四駆競技施設GPXドームも建設された。 競技に使用されるミニ四駆マシンは、GPチップを搭載したグランプリマシンに限定され、 参加チームは、5人ひと組が義務づけられている。

 参加チームは「 TRFビクトリーズ」「 NAアストロレンジャーズ」 「 アイゼンヴォルフ」 「 CCPシルバーフォックス」「 クールカリビアンズ」 「 サバンナソルジャーズ」「 オーディンズ」 「 小四駆走行団光蠍」「 ARブーメランズ」 「 ロッソストラーダ
全10チームで世界グランプリ優勝を競いあうのだ!

第72話 燃えろ藤吉!スピンコブラの逆襲

 WGP戦に入ってから、著しい活躍のない藤吉のスピンコブラ。なかなか活躍できないのは、 スピンコブラに搭載したハイテクパーツが多すぎて、GPチップが学習しきれないからであった。 藤吉はサンダードリフト走法にかわる新しい技の練習に入る。そして迎えたオーディンズ戦、 レースは1位からのポイント制で争われたが、高速マシンのマグナムとトライダガーが相手にブロックされて前に進めない。 そこで前に出ていた藤吉とJがトップを目指すことに。コーナー重視のスピンコブラだが、いつもの走りとは違っていた。 セッティングを基本スタイルに戻していたのである。ハイテクパーツをはずされたスピンコブラは、 まさしくライトニングの走りで最終コーナーを抜け、藤吉は見事トップでゴール!続いてJが2位に、 ビクトリーズは藤吉の活躍で勝利するのであった。

第73話 決めるぜ、日本一!商店街で大レース!!

 烈のクラスに新しい先生がやってきた。その新任の国立先生は、どうやらたまみ先生に気があるらしい……と 考えた豪達は早速ファイターに報告。豪達からこんなことを聞いてファイターが黙っているはずはなく、 早速ファイターは確かめに行くのだが、なんと国立先生はかつてのファイターのライバルだった。 ファイターが勝てば国立先生はたまみ先生をあきらめる、国立先生が勝てばファイターの座を譲り渡すという勝手なルールを定め、 2人はミニ四駆勝負をすることとに。だがそこに、何故かたまみ先生自身も参加。そして校長、 ついには鉄心までも参加しての大レースとなってしまった。おまけになんと、烈は国立先生、 豪はファイター、Jはたまみ先生、校長は藤吉、鉄心はリョウという組み合わせのタグマッチとなったのだ。 レースは商店街で行われ、コースはあらゆる店に張り巡らされた。様々な障害がまきおこり、 結局1台たりともゴールすることはできなかったのだった。

第74話 先手必勝!スタート勝負!?

 優勝候補と前評判の高かったドイツのアイゼンヴォルフは、ここまで出場チーム中6位と振るわない。 監督のクラウスはオーナーから、次の試合は絶対に勝て!と言われプレッシャーを感じていた。 一方TRFは、以前勝った相手なので、リラックスムード。そんな中、豪と藤吉はかっこいいアイゼンヴォルフのトランスポーターを 見ていたところ、中から「スタートダッシュに賭けろ!」というアイゼンヴォルフの監督の声が聞こえた。 これは良い情報を聞いたと豪と藤吉は早速戻ってみんなに報告をし、スタートをブッちぎることにした。 そしてレース当日、スタートランプが光る前になんとアイゼンヴォルフの1台がフライングスタート! それにつられて豪、藤吉、リョウもスタートしてしまう。なんとこれはアイゼンヴォルフの監督クラウスの罠だったのである。 フライングしたマシーンには5秒のペナルティが加算されるルールで、このペナルティを克服するため、 なるべく速いタイムでゴールせねばならないTRFだが、ハリケーンソニックとプロトセイバーEvo.はブロックされて動けない。 レースが終盤に近づいたとき、アイゼンヴォルフのマシン2台が接触、リタイアしてしまう。結局ビクトリーズはレースには勝ったのだが、 この試合でアイゼンヴォルフはエーリッヒを除くメンバーが帰国、ついに1軍のメンバーが登場するのであった。

第75話 選手は誰だ?開催!ドリームチャンスレース

 WGP参加チーム10チームが5カ国ずつに分けられ、2レース5チームで争われるドリームチャンスレースが行われることに。 ビクトリーズはBグループで、アストロレンジャーズ、アイゼンヴォルフ、光蠍、サバンナソルジャーズと走ることになった。 このレースに優勝したチームには、一気に4勝が与えられるが、このレースには、チームから2名しか出場できない。 このルールを聞きビクトリーズが(特に豪)がもめないわけがなく、公平に決めるためくじ引きをすることになった。 その結果、烈と豪がレースに出場することになった。 Aグループは謎のリタイアが多発する中、イタリアロッソストラーダが勝ち、 16勝と断然トップにたつ中、レースは今回から新マシン「ベルクカイザー」を投入したドイツアイゼンヴォルフ。 そしてヨーロッパ選手権でそのアイゼンヴォルフに僅差で負け、WGPで屈辱をはらそうと食らいつくアメリカアストロレンジャーズの 2チームが他チームを引っ張る形で始まった。

第76話 ライバル勢ぞろい 白熱!ドリームチャンスレース

 ドリームチャンスレースBグループ、ビクトリーズは強敵アイゼンヴォルフとアストロレンジャーズに大差を付けられていた。 しかし、何とか食らいつくために無理を承知で豪はかっとび走りを続ける。他チームも差を縮めるために秘密兵器を使ってきた。 サバンナソルジャーズはストレート・カーブともに同じ速さで走り抜けることができるムーバルウィングを作動。 ビークスパイダーゼブラはぐんぐんスピードを上げていく。そしてレースは進み、ダートコースへ突入。 日本、中国、アフリカチームもその差を縮めわずかな差の中に10台がひしめき合う混戦となっていく。

第77話 ゴール前の大逆転 決着!ドリームチャンスレース

 ドリームチャンスレースも後半に入り、各チームはオフロードセクションを走っていた。 オフロードではトルク重視のハリケーンソニックがぐんぐん追い上げる。 一方サイクロンマグナムはスピード重視の設定で逆に最下位になってしまう。 アイゼンヴォルフの2台は淡々と走り、各国のマシンに次第に抜かれていく。 アクティブサスペンション機能でトップにたったアストロレンジャーズはそのままの位置をキープ。 そして最後のホームストレート。トップはビクトリーズの2台。そのままゴールかと思いきや、 パワーブースターで猛追してくるバックブレーダー、轟音とともにゴール前抜き去り優勝するのはアストロレンジャーズと 誰もが確信していたそのとき、一本の矢が4台の傍らを突き抜けていった!アイゼンヴォルフのベルクカイザーである! ベルクカイザーは2台が近づいて走ることにより、空気抵抗を極限まで減らし空気を切り裂く矢となるのであった。 烈・豪たちは更なるライバルの出現に、また闘志を燃やすのであった。

第78話 紅の閃光!ロッソストラーダの魔手!!

 ビクトリーズはシルバーフォックスを破り、8勝目をあげる。一方。 南国オフロードコースではロッソストラーダがクールカリビアンズを相手に大苦戦を強いられていた。 しかし突然コース上に赤い閃光が走り、ピコのジャミングRGは異常音を発して停止してしまう。 結局、ロッソストラーダが逆転勝利、17勝目を得る。試合後ピコがジャミングRGを分解してみると、 一番頑丈なはずのプロペラシャフトが変形していた。豪はロッソストラーダが裏で何か仕掛けていることを直感する。 折りしも、ビクトリーズの次回の対戦相手がロッソストラーダに決まる。ビクトリーズ戦を前に、 ロッソストラーダはアストロレンジャーズと対戦するが、レース中アストロレンジャーズは全車リタイヤ、 豪はロッソストラーダの卑劣なやり口に激怒する。

第79話 スリーリレーバトル!打倒!ディオスパーダ!!

 練習場でディオスパーダの走りを研究するビクトリーズ。豪はロッソストラーダの違反行為を主張するが、 他のメンバーは認めようとしない。結局謎のままレースは始まった。今回のレースは3人の代表選手がリレー形式で走るバトルリレー。 ビクトリーズは選手をあみだで決め、くじの結果リョウ・藤吉・Jが選ばれるが、豪はJに選手の交代を頼み込み、 アンカーは豪になった。リョウ・藤吉ともディオスパーダの攻撃を運良くくぐりぬけ、豪にバトンタッチ。 コースはマグナムの苦手なダウンヒルコースだ。苦戦するが壁走りで一気に迫るマグナム。豪が抜こうとしたその時、 ディオスパーダは「死のダンス」を仕掛けてきた!ボロボロになりながらも走るマグナムは遂にディオスパーダを抜くが ゴール寸前で止まってしまい、その間にディオスパーダにゴールインされてしまう。カルロは“次の勝負が楽しみだ”と 不敵な笑みを浮かべたのだった……

第80話 奴がリーダー?姿を見せた強敵!

 ロッソストラーダ戦に破れマシンもボロボロになった豪は、ショックから立ち直ることが出来ない。 悔しがる豪にリョウとJは、ロッソストラーダの不正を暴くことよりも、正々堂々とレースに勝つべきだと主張する。 納得のいかない豪のもとにアイゼンヴォルフのミハエルが訪れ、ロッソストラーダの卑劣な手に屈しない自信を見せる。 そしてアイゼンヴォルフ対ロッソストラーダ戦が始まった!チーム一丸となって戦うアイゼンヴォルフ。 先頭を走るミハエルのマシンがディオスパーダの「死のダンス」の毒牙にまさにかかろうとしたその時、 シュミットとエーリッヒのマシンがその攻撃を妨げる。「死のダンス」を免れたベルグガイザーはゴール直前でディオスパーダを抜き、 トップでゴールイン。ロッソストラーダが仕掛けた卑劣な攻撃に対し、チームワークで勝利する。 正々堂々と勝負したアイゼンヴォルフを見て、豪はマシンの修理に取りかかり、次の試合に向けて練習を始める。

第81話 復活のレーサー

 サバンナソルジャーズのコーチをしているカイのもとに、スペインに渡ったゲンから手紙が届く。 自分の所属するチームをカイに誘おうというものだった。カイがコーチを辞め、スペインへ行ってしまうのではないかと 心配したジュリアナは豪たちに相談する。豪たちは、カイをサバンナソルジャーズの一員としてレースの参加させることを提案、 メンバーの一人が仮病を使い、急遽カイはレースに出ることになる。TRFのメンバーもカイがレーサーとして復帰することを歓迎し、 試合に臨む。コースは波打ち際と砂浜に分かれ、スピード勝負の豪、リョウ、カイ、ジュリアナが、危険な波打ち際コースを選ぶ。 順調に走る4人だが、途中でカイたちのマシンが大波に飲み込まれてしまう。運良く豪、リョウ、ジュリアナのマシンは見つかるが、 カイのマシンだけが波にさらわれる。波の中でマシンを探すカイに豪、リョウ、ジュリアナもレースを中断、 一緒になってビークスパイダーを探す。無事マシンを手にしたカイとともに4人はレースを再開、 マグナムが一歩リードでゴールインするが、カイも嬉しそうな様子だった。その様子を見たジュリアナたちは、 カイにサバンナソルジャーズの一員として走ることを勧める。だが、カイはコーチとしてチームを優勝に導くことを約束する。