爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP

  「ミニ四駆世界グランプリ」(WGP)が日本で開催されることになり、豪たちは、かつて国内で戦った ライバルたちとともに新チーム「 TRFビクトリーズ」を結成。勝ち負けを繰り返しながらも、 ビクトリーズは次第にチームのまとまりを覚えていく。世界のライバルチームとのレースで 激しくぶつかり合いながらも、国境を越えた交流を深めていく。 果たして、ビクトリーズは栄えある世界一の栄冠を手にすることができるのか!?

 日本が生んだミニ四駆は世界中に普及し、子供から大人まで広い年齢層に親しまれるホビーとして定着した。 日本をはじめ、世界の各地で多くのミニ四駆レースが開催されている。 しかしその結果、バトルレースが流行、犯罪への悪用といった問題も表面化することとなった。 これらの諸問題に対応し、同時に青少年の健全なるホビーとしての指導、統括を目的に組織されたのが国際ミニ四駆連盟である。 通称FIMA(フィーマ)。

 FIMAが開催する最大規模の ミニ四駆ワールドグランプリ。 記念すべき第一回大会の舞台は日本に決定、ミニ四駆競技施設GPXドームも建設された。 競技に使用されるミニ四駆マシンは、GPチップを搭載したグランプリマシンに限定され、 参加チームは、5人ひと組が義務づけられている。

 参加チームは「 TRFビクトリーズ」「 NAアストロレンジャーズ」 「 アイゼンヴォルフ」 「 CCPシルバーフォックス」「 クールカリビアンズ」 「 サバンナソルジャーズ」「 オーディンズ」 「 小四駆走行団光蠍」「 ARブーメランズ」 「 ロッソストラーダ
全10チームで世界グランプリ優勝を競いあうのだ!

第62話 秘密兵器!衝撃!!パワーブースター

 二郎丸の後を受けて藤吉がスタート。藤吉にミラーはブレットには秘密兵器があると言う。 そして第4走者の烈へ。烈が走るのは干潟コースで、前を走るハマーDとの差をどんどん縮めていく。 しかしアストロレンジャーズはサテライトシステムを使い、様々な環境をサーチ。サテライトシステムによる計算にでは、 ハマーDは抜かれないままアンカーのブレットへ繋げることが出来るはずだったが、 その計算は崩れ、結局豪の方が先にバトンを受けてスタート!アップダウンのある波間のロングストレートを突っ走る豪。 しかし、なかなか海風に乗れないマグナムにブレットのバックブレーダーが猛追してくる。 遂にブレッドは豪を抜き去ってしまうが、豪は諦めなかった。ゴール手前、マグナムトルネードが炸裂し バックブレーダーを抜き返す事に成功した。このまま豪の勝ち、と思った瞬間、ミラーが藤吉に言っていた 秘密兵器「パワーブースター」が火を噴き、バックブレーダーが逆転ゴール。アストロレンジャーズの 総合的な力を見せつけられたビクトリーズであった。

第63話 春夏秋冬全開バトル 北国のリーダー

 チームワークが最大の武器であるシルバーフォックスだが、その走りはかなりすごいものであった。 試合当日、シルバーフォックスはビクトリーズに対してやはり完璧なチームワークで戦いを挑んできた。 順位ポイントの多い方が勝ちのこのレースに於いて、もはや豪にはチームランニングは必要なかった。 いつものことながらビクトリーズの中ではチームランニングは統一されていない。豪がリタイアに続いて藤吉もリタイアしてしまう。 スタートの遅れたリョウはコース状況の悪さを逆に利用して浮上。その際、シルバーフォックスのメンバーにユーリは 他のマシンの面倒を見ながらしか走れないのかと挑発する。これにより冷静なシルバーフォックスが乱れ始めた。 チームのメンバーはこのセリフを聞いてユーリとリョウを一騎打ちさせるため、手助けをする。その結果ユーリが僅差で勝利。 他のマシンのポイントを加算してもビクトリーズはシルバーフォックスに追いつくことが出来なく、また負けてしまったのであった。

第64話 ジャングルを切り裂け!蘇るキラーマシン!!

 最下位で7連敗の弱小チームがあった。サバンナソルジャーズである。 サバンナソルジャーズの監督シンディは新たなマシンと有能なコーチを迎え入れことにした。 そのコーチとは、かつて豪達を苦しめた沖田カイを招き入れ、マシンもビークスパイダーゼブラに変更された。 レースはポイント制でコースはジャングル。険しい道をビークスパイダーゼブラは沖田カイのデータを元に ビクトリーズのマシンの走りの先手を打ってくる。完全にフェアな走りに変わった沖田カイであったが、 リョウと豪の猛追を受け,勝利に対しての執念から、リーダーのジュリアナがカイの指示を無視しバトルを各車に指示してしまう。 そして攻撃の中でビークスパイダーゼブラが配線を切ってしまいジャングルが大火事になってしまう。 ジュリアナ以外のレーサーとビクトリーズは力を合わせてマシンを全車救出。ただ一人ゴールしたジュリアナのおかげでサバンナソルジャーズは 初勝利をつかむことができたのだが、これはカイの目指していた心の勝利ではなかった。そしてジュリアナはゴールしなかったレーサー達が 手に入れた大事なものを、カイによって教えられるのであった。

第65話 伝説のマシンを持った変な奴

 豪が珍しくビデオを熱心に見て研究している。帰宅途中に下級生がビクトリーズの三連敗に関して話しているのを聞いたらしい。 そのため、烈より遅れて練習に出かけた豪は、道でシャイニングスコーピオンを持った中国人の少年ホワァンに出会う。 ホワァンは自分のおじいちゃんの中華料理屋に行きたいと言って豪に案内させるが、そこにはなんと、鉄心がいたのだ。 この中華料理店の店主大三元は鉄心に焼き物を教えた先生だったのである。シャイニングスコーピオンはそこでホワァンに与えたものだった。 また大三元は中国チームの監督でもありホワァンはそこのレーサーだという。しかしホワァンはレースを一度もしたことがない。 そこで豪がレースの指南役を買って出ることに。豪は先に練習している烈達の元にホワァンを連れて行くが、 邪魔になるだけで一向にレースを覚えようとしない。そんなホワァンを次の試合相手と紹介され、驚く一同であった。

第66話 ビクトリーズVS光蠍 シャイニングスコーピオン参上!

 マシンを傷つけるレースには出場したくないが、仲間を大切にしたいと思いピットに現れたホワァン。 レースに出さえすれば何かがわかると励ます、中国チームメンバー達。コースは万里の長城をモデルにした“長城園”サーキット。 トップは藤吉のスピンコブラ。石畳の凹凸にバウンドしてしまい不安定なスピンコブラに対して、 雑技団のように軽やかにアクロバティックな走りをみせる中国チームマシン“空龍(クーロン)”。 そして苦戦しながらも健闘するリョウ、J。ついに第4走者の豪、そしてホワァンにバトンがわたる。 しかしホワァンはボディキャッチを受け取るが身動きしない。手を押さえつけ無理矢理スタートするが フェンスにはじかれ横転するシャイニングスコーピオン。「ケガしたってなにしたってマシンは走りたいんだ!」 豪の言葉を信じ積極的にレースに参加するホワァン、その気持ちに呼応したかのようにぐんぐんスピードをあげるマシンなのであった。

第67話 帰ってきた王者 輝け!グレートジャパンカップ

 鉄心からグレートジャパンカップに出場してくれるよう要請される豪たち。 GPに専念したいと烈は断るが、お調子者の豪はひきうけてしまう。GPレーサーとして鼻高々の豪は、 一生懸命セッティングするジュンや二郎丸たちに馬鹿にした言葉を発する。 慢心している豪は、 ぐっすりと寝ており、頭にきたジュン達は夜を徹してチューンナップを行う。暴言を吐いたことが黒沢も伝わり絡まれる豪。 「どっからでもかかってきなさい」豪は売り言葉に買い言葉でみんなにあやまるにあやまれなくなってしまっていた。 ついにレースが始まり、豪は前半快走するが、クラッシュしたマシンに突っ込んでしまう。呆然とする豪、 しかしGPもGJCもレースはレースだということを思い出し、一気に追走を開始!良いレース展開になるが負けてしまう。 烈に促されみんなにあやまろうと思う豪であった……

第68話 嵐の中の大作戦!ニューモーターに賭けろ!!

 TRFビクトリーズのアトミックモーターのパワーを上回るサンシャインモーターを搭載したマシンを操って、 ARブーメランズが上位5位を独占していた。途中嵐になり、リョウ、J、藤吉がコースアウト。 レースはあと3周のところで一時中断となった。その間に土屋博士はやっと完成した新型モーター「アトミックV2」を豪と烈に託す。 サイクロンマグナムとハリケーンソニックはV2モーターの性能を引き出し、光のような速さでARブーメランズのマシンをごぼうぬき。 見事ワンツーフィニッシュを決めた。

第69話 子供の日大レース GPレーサー大集合

 スイスに留学していたチイコが帰ってきた。 WGPのビクトリーズの活躍はスイスのチイコの耳にも入ってきており、 チイコは烈が女の子にモテモテになっているのではないかと気が気ではなかった。そこでそれを確かめるために ゴールデンウィークを利用して日本に帰ってきて特別レースを開催することにした。各国のレーサーがチイコの変なルールに従って、 変わったコースで戦う。その中で烈は、藤吉に「チイコはこのレースを見たら、スイスにまた戻り、5年間は帰ってこないから、 優勝を捧げてくれ」と言われ、必死になる。結局、烈は優勝するのであるが、チイコはスイスには戻らず、 WGP参加国レーサー達の通うインターナショナルスクールに行くことになる。

第70話 勝て!恐怖のデスマッチ ディオスパーダVSサイクロンマグナム

 新型のモーターをマシンになじませるためにテスト走行を行っているTRFのメンバー。 いつものことながら単独行動をとって走らせていた豪の前に、開幕から11連勝の強豪、ロッソストラーダがやってきた。 豪はテスト走行なのに、またムキになり競り合うがコースアウトしてしまい、おまけにマグナムを蹴飛ばされ自分も蹴られてしまう。 そこへ土屋博士とTRFのメンバーが登場するが、ロッソストラーダのメンバーは先ほどとは別人のように善人を装った。 ロッソストラーダのレース相手はみなマシンがボロボロになってしまうという話をきいた豪は、 何か汚い手を使っているに違いないと探りを入れはじめる。そしてその証拠をつかんだ豪は ロッソストラーダのリーダー・カルロとストレートバトルをすることになるが、豪はこの勝負に敗れてしまう……。

第71話 リズムに乗って突っ走れ!あつい国から来たレーサー

 ビクトリーズのメンバーは激戦の疲れを癒すため、藤吉の全天候型トロピカルドームでつかの間の休息を楽しんでいたが、 そこには鷹羽兄弟の姿はなかった。リョウは佐上模型店でサマーレース出場の次郎丸を訓練していたのである。 そこへ、連戦連敗の弱小チームクールカリビアンズのメンバーが現れた。おんぼろマシンで戦うことに疲れていたカリビアンズのメンバーは、 リーダーのピコとリョウの勝負に帰国を賭けたのだった。リーダーのピコは勝ってみんなの気持ちをまた勝負に向けるため、 全力を尽くす。勝負は藤吉のトロピカルドームで行われたのだが、レースはオフロードで意外な展開になっていく。 カリビアンズは実はオフロードに強かったのである。しかし結果はリョウの勝ち。だが、ピコの勝負に対する姿を見たメンバーは、 再びレースに復帰することになったのだった。