爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP

  「ミニ四駆世界グランプリ」(WGP)が日本で開催されることになり、豪たちは、かつて国内で戦った ライバルたちとともに新チーム「 TRFビクトリーズ」を結成。勝ち負けを繰り返しながらも、 ビクトリーズは次第にチームのまとまりを覚えていく。世界のライバルチームとのレースで 激しくぶつかり合いながらも、国境を越えた交流を深めていく。 果たして、ビクトリーズは栄えある世界一の栄冠を手にすることができるのか!?

 日本が生んだミニ四駆は世界中に普及し、子供から大人まで広い年齢層に親しまれるホビーとして定着した。 日本をはじめ、世界の各地で多くのミニ四駆レースが開催されている。 しかしその結果、バトルレースが流行、犯罪への悪用といった問題も表面化することとなった。 これらの諸問題に対応し、同時に青少年の健全なるホビーとしての指導、統括を目的に組織されたのが国際ミニ四駆連盟である。 通称FIMA(フィーマ)。

 FIMAが開催する最大規模の ミニ四駆ワールドグランプリ。 記念すべき第一回大会の舞台は日本に決定、ミニ四駆競技施設GPXドームも建設された。 競技に使用されるミニ四駆マシンは、GPチップを搭載したグランプリマシンに限定され、 参加チームは、5人ひと組が義務づけられている。

 参加チームは「 TRFビクトリーズ」「 NAアストロレンジャーズ」 「 アイゼンヴォルフ」 「 CCPシルバーフォックス」「 クールカリビアンズ」 「 サバンナソルジャーズ」「 オーディンズ」 「 小四駆走行団光蠍」「 ARブーメランズ」 「 ロッソストラーダ
全10チームで世界グランプリ優勝を競いあうのだ!

第52話 ミニ四駆新時代 めざせ世界グランプリ!

 スーパーグレートジャパンカップの余韻未だ漂う中、シーズンレースのウィンターレースが開催された。 今年も烈・豪をはじめミニ四レーサーたちは元気爆発!!そのレース姿を、人工衛星からみている大人たちがいた。 国際ミニ四駆連盟(FIMA)の運営委員達である。その中での唯一の日本人があの鉄心先生であった。 FIMAではミニ四駆の世界グランプリが計画されていたのである。後日、烈・豪、藤吉、リョウ、Jは鉄心に呼ばれて土屋研究所へと向かと、 そこで待ち受けていたものは、彼ら5人の世界グランプリ仕様のミニ四駆であった。このGP仕様マシンは「GPチップ」という学習機能チップを 搭載しており、またルールも5人1組で5種目総当たり戦でレースは行われるということが伝えられた。ひとまず豪たちは まずこのGPレースがどんなものなのかアメリカアストロレンジャーズの練習を覗いてみることに。アストロレンジャーズは 日本チームなど眼中にはないと言った様子で、快く練習をみせてくれたのだが、豪はそんなアストロレンジャーズに腹を立て サイクロンで勝負を挑む。しかし、その差は歴然としており、アストロレンジャーズのマシンに豪のマシンはどんどんパスされていってしまう。 急遽、豪は藤吉の持っていた高出力モーターをサイクロンに搭載したが、差は縮まらないが広がらなくもなった。 そしてゴール直前、豪はサイクロンマグナムトルネードでなんとか同着ゴールに入るも、マシンはボロボロになっていたのだった。 事実上の敗北だったレースであったが、帰路のヘリの中、5人の日本代表GPレーサー達の闘志には熱き炎が燃え上がり、 世界グランプリでの優勝を誓い合うのであった!

第53話 TRFビクトリーズ誕生!WGP日本開幕!

 世界グランプリ用のGPチップが土屋博士からビクトリーズのメンバーの元へ届いた。 そのころ国際ミニ四駆連盟本部では、世界グランプリの日本開催を再検討しようという声があがっており、 アストロレンジャーズとビクトリーズを戦わせることによって実力の差をみんなに見せつけようと模擬レースが行われることが決議された。 そしてレース開催。堅実にチームの走りを見せるアストロレンジャーズに対して、自分がトップになろうとバラバラに走るビクトリーズ。 しかしそれが功を奏して、アストロレンジャーズのチームプレイに狂いが生じたのだった! わずかな隙をついてリョウのトライダガーZMCが3位に入賞。世界グランプリは当初の予定通り日本で開催されることになった。

第54話 GPマシン完成!リーダーはだれ?

 グランプリ用のボディが完成し、いよいよ世界グランプリにむけての体制が整ってきたが、 依然ビクトリーズの統制はとれていない状態だった。そしてついにグランプリ開催。 開幕戦でいきなり優勝候補のアイゼンヴォルフと対戦することになったビクトリーズ。 だがまだチームのリーダーは決まっておらず、このレースでトップをとったものがリーダーとなることになった。 みんなが熱くなっている中で、烈は堅実に基本を守っていた。 烈は出来立ての新モーターとマシンをなじませるためにレース序盤を使い、レース後半でエーリッヒとのトップ争いを制して、 優勝を勝ち得たのだった!こうしてビクトリーズのリーダーは決まったが、なんとアイゼンヴォルフはエーリッヒをのぞいて2軍選手であり、 明らかに力を抜いて戦っていたのであった。

第55話 驚異のチームプレー!氷原から来た銀狐

 第2戦の相手はロシア代表シルバーフォックス。コースは氷のコースをリレー方式で行われることに。 試合前日、ビクトリーズが練習をしているとシルバーフォックスも同じコースで練習を始めた。 しかしシルバーフォックスのマシン、オメガ01のセッティングはひどく、これを見た豪たちは明日の勝利を確信していた。 試合当日、シルバーフォックスはそれほど速くはなかったが、差は予想以上につかない。 シルバーフォックスはチームの連携の良さと路面状況の想定がしっかりと行なっていたため、 時間がたっていくうちにビクトリーズとの差を縮めていく。焦るビクトリーズ。アンカーの豪は烈の助言を無視して走りだしたが、 シルバーフォックスのリーダーにゴール前僅差で敗れてしまう。マシンの性能は上回っていても、 チームの走りとして劣っていたビクトリーズであった。

第56話 打倒!バックブレーダー猛特訓を乗り切れ

 第3戦はスタジアムクロス、相手は優勝候補筆頭のアメリカ代表アストロレンジャーズ。 コースをあらかじめ見学していたビクトリーズの前にアストロレンジャーズが現れた。 アストロレンジャーズの挑発に乗ったビクトリーズの面々は、このスタジアムの通路を使ってレースすることに。 ビクトリーズはあっさりと大差で敗れてしまった。このレース結果に大きなショックを受けた豪たちは特訓を開始。 スタジアムのオフロードコースを想定して、雨中で練習を行うのだがそれを土砂崩れが襲う! それに気づいたJがプロトセイバーEVOを止めて他の4台を救うが、そこへ土砂が……!

第57話 激走!GPクロス 4位をねらえ!

 身を挺してほかのマシンを守ったJであったが、マシンはぼろぼろに傷ついてしまった。 しかしアストロレンジャーズとの試合の時間は迫っていた。何とかマシンは間に合ったが、 GPチップにプロトセイバーEVOの走りを学習させるには時間がない。仕方なくレース本番で学習させることになったのだが、 アストロレンジャーズのマシンと対等に勝負できるはずはなく1台だけ遅れ、ほかのマシン4台でアストロレンジャーズに戦いを挑む。 しかし豪はチームの走りを無視して独走。このレースはチーム4台目が先着したチームの勝ちになるため、 アストロレンジャーズはそのルールに対応した走りをしている。ひとり独走していたマグナムはやはりバッテリーを消費してしまい スピードダウン。これによりビクトリーズは実質3台で走ることになってしまった。このレースも負けてしまうのかと思われた時、 ゴール前でプロトセイバーEVOがGPチップと同調しマグナムを補助し、なんとかマグナムが先着、ビクトリーズは大金星をあげたのだった。

第58話 ビクトリーズの危機!新監督たまみ先生?!

 WGPの激戦の疲れのせいか?豪の成績はどんどん落ちていった。見かねたたまみ先生はファイターに相談。 土屋博士から勉強も頑張るように言ってもらうのが一番だと言うことになり、土屋研究所を訪れる。 2人を迎えたてくれたのは、疲労でげっそりした土屋博士であった。しかも4日後にはARブーメランズとの試合が控えており、 このままでは正常に戦えないと判断した鉄心の指名によりたまみ先生が代理監督に就任することになった。 たまみ先生は早速ビクトリーズに猛特訓を課す。しかしこの特訓はマラソンで、マシンをいっさい用いない。 おまけに毎回罰として宿題が出されるというおまけ付き。こんな特訓で勝てるのかと不安になっていたビクトリーズだったが、 試合当日、たまみ先生の特訓の成果が次々発揮され、見事ブーメランズに快勝!豪達はこの特訓により、 知らない間に大きく成長していたのであった。

第59話 番外対決 豪VSエッジ

 ジュンが野球の試合を終えて帰る途中、アストロレンジャーズのエッジと偶然会い、今度宿舎に遊びにおいでよと誘われた。 ジュンは後日宿舎に遊びに行くが、門の前を通った藤吉がジュンを目撃。そこでエッジ達にこの前のビクトリーズの勝利は 偶然だと罵られてしまう。おまけに個人戦でも、勝負してやる挑発される。怒った藤吉は、豪にこの話を伝え、宿舎に乗り込む。 公式戦以外の試合を禁止されているアストロレンジャーズだが、エッジ達は規則を破り試合を行う。結局監督に見つかるが、 次の試合の為にデータを収集することと、勝つことを条件に見逃してもらうアストロレンジャーズであったが、 やはり最後は豪の負けん気が勝り、勝負に勝つことは出来なかった。

第60話 謎の覆面レーサー 俺達カッ飛びブッちぎり

 第5戦のオーディンズ戦を前にビクトリーズではチームランニングが検討されていた。 しかし、豪は自分のカッ飛びを捨ててチームの走りに参加するのにはどうしても合意できない。 一方相手のオーディンズにも豪と同じ考えをもつレーサーがいた。ニエミネンもチームランニングが出来なく 次のビクトリーズ戦ではメンバーから外されてしまうことが告げられていた。ふとしたことからこの2人が出会い、 練習走行に乱入して、みんなにカッ飛びの素晴らしさを思いしらせてやろうということに。 そして2人は覆面レーサーズとしてビクトリーズ、オーディンズのメンバーの前に姿を現したが、 もちろん正体はみんなにバレバレであった。豪&ニエミネンは、チームランニングの両チームとレースをすることとなり、 もしニエミネン達が勝てば明日の試合にニエミネンが出場できるということになった。 両チームの計算的チームランニングとは全く違い、ただひたすらカッ飛ぶ豪達。 しかし、やはり最後の最後でマシンのスピードが落ちてきて両チームに追い抜かれてしまう。 しかし、オーディンズのメンバーもビクトリーズのメンバーも2人を見捨てて行きはせず、 いちばん後ろを走らせパワーをため、ゴール前で一気に加速させたのだった。勝負は同着、 めでたくニエミネンの出場は認められたが、本番でやはりカッ飛んでリタイヤしてしまった豪とニエミネンであった。

第61話 二郎丸参戦!アストロドームの戦い

 アストロレンジャーズとの試合はホームスタジアムのアストロドームで行われることになった。 試合前日、このドームで記念パーティが開かれ、そこでアストロレンジャーズ対ビクトリーズの水上スクーターレースの余興が行われた。 しかしこのレースでジョーをかばったリョウが負傷し、明日の試合には出られなくなってしまった。 そこでリョウの代わりに二郎丸がレースに出ることに。このレースはリレーレースで二郎丸とジョーは第二走者で共に走ることになる。 リョウに対してすまないという想いをもつジョー、一方、緊張でトライダガーの力を引き出してやれない二郎丸にリョウの怒りが爆発。 リョウの叱責によって自分の走りを取り戻した両者は激しく競りあう。そして次の走者へとバトンが渡すのであった。