爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!!

  ミニ四駆をこよなく愛する兄・ 星馬烈と弟・ 星馬豪 は、ミニ四駆の開発者である土屋博士から セイバーというマシンを譲り受ける。烈は コーナリング重視の ソニックセイバー、豪は直線重視の マグナムセイバーへ と進化させる。そのマシンでGJC(グレート・ジャパン・カップ)ウィンターレー ス に出場した2人は、アクシデントに見舞われ失格になってしまうが、このレースで、彼らの名は一躍 有名に。2人はその後も多くのレースに出場し、 鷹羽リョウ三国藤吉黒沢太、こひろまことなどの ミニ四レーサーと出会い、成長していく。そして、 自分の個性を最大限に表現し、 最強のマシンへと育て上げていく。熾烈を極めるサー キットでのミニ四駆バトル! ライバルを蹴散らし、目指すは SGJC(スーパー・グ レート・ジャパン・カップ)のチャンピオンだ!

第41話 対立!Jと豪 危うしサイクロン

 オータムレースで豪のニューマシン・サイクロンマグナムはゴール寸前で大破、 二郎丸のマシンを串刺しにしたまま走るレイスティンガーに敗れた。後日、土屋研究所で調査した結果 サイクロンマグナムに初歩的な設計ミスが判明。これを解消するために、豪はJBと同じような空気砲を装着してくれとJに頼む。 Jは憤慨するが、豪はそんなことは気にしていなかった。Jがダメならと、風輪小学校の秀才・健一に 空気砲の開発を頼んだ事を話を聞いた烈は、Jのもとへ。 Jは大人の手を借りず豪と2人でマシンを作ることが嬉しかったのだ。 豪は再びJとともにサイクロンマグナム完璧なマシンに仕上げるため、研究を始めるのであった。 そして2人で仕上げたサイクロンマグナムが走り出す!

第42話 ミニ四師匠 豪!? 秋祭りレース開催

 「弟子になりたい」という少年が豪のもとを訪れた。南条隼人、5年生。豪より学年も上、体も大きい。 調子に乗った豪は隼人を弟子にし、マシンのセッティングなどを伝授する。隼人は毎日佐上模型店に現れ、 豪の指導を熱心に受けていた。そんなある日、秋祭りレースが話題に上ったが、隼人はレースには出られないと言って帰ってしまった。 いつも5時には帰ってしまう隼人。おかしいと思った豪が隼人の後をつけてみると、隼人の家は柔道場だった。 隼人は柔道家の父親から、ミニ四駆は柔道の邪魔になると反対されていたのだった。豪は隼人にレースの参加を勧め、 レースに向け豪と隼人の特訓が始まった。そして秋祭りレース間近のある晩、隼人は父親にレースに出たいと打ち明けた。 いい思い出を作れと意外にもOKがでて、レースに臨む豪達。しかし、特訓・レースを経て育まれた豪達の固い友情の前に悲しい現実が待っていた。

第43話 王子様とレース!ジュン愛逃避行

 佐上模型店でいつものようにジュンが店番をしていると、マスクをかぶった少年が空から降りてきた。 その少年はモナカ公国のシロント王子。三国コンツェルンの馴染みで今回日本へは極秘で来たのであったが、 烈とミニ四駆の勝負がしたくて飛行機を飛び降りてしまったという。一方藤吉は大慌て。烈豪兄弟はこれをニュースで知るが、 そこへチイコが登場し協力を求めてきた。あてにされない豪は仕方なく佐上模型店へ行くが、そこでシロントに遭遇。 豪はシロントにミニ四駆を教え、組み立てている間に藤吉のよこした『野菜畑の野郎ども』に発見されてしまう。 豪達はなんとしてもシロントにレースをさせてやろうと逃亡作戦を開始する。豪がおとりとなってジュンとシロントは隣町のサーキットへ。 その途中、TVで烈がシロントに勝負を呼びかけてきた。チイコの策略である。シロントとジュンは烈と勝負するために 三国ファイブスターランドへ向かった。何としてもシロントを保護しようとする藤吉と、レースをさせてあげようとするチイコ。 捕獲された豪、それに烈、シロントとジュン。様々な障害を越えたレースの中で、ひときわ輝くシロントとジュン。 このレースで、王子シロントはミニ四駆の楽しさと小さな恋心を手に入れ自国へと帰っていった。

第44話 マグナム絶好調! 烈のあせり

 サイクロンマグナム登場以来、烈は弟の豪にどんどん離されていくのを感じていた。 一方、豪はサイクロンマグナムのボディー強度に頭を悩ませていた。豪はマグナムのボディー強化のため、Jと研究を始める。 そこにも土屋博士が手を貸そうとするが、豪は最後までJと作るんだと断固として断っていた。 何度も失敗を繰り返している豪達の姿を見た土屋博士は、なんとか手を貸してやろうとするが、 そんな土屋博士を鉄心がもう少し見ていようと制止した。試行錯誤している二人を見て、 烈は一人でバンガードソニックでサイクロンマグナムを負かしてやろうと頭を悩ませていた。 豪とJは自分達の限界までマグナムを強化したが、結局納得のいく強度は得られなかった。 そこへ、土屋博士と鉄心がアメリカで開発してきたプラスチック強化スプレーを持ってきた。 スプレーにより、サイクロンマグナムはそのスピードに耐えうる強度を手に入れ、喜ぶ豪Jたちの前に 烈がバンガードソニックを持って登場する。サイクロンマグナムに勝負を挑むが、何かソニックの走りがおかしい。 スピンアックス、プロトセイバーJB、トライダガーの走りをまねているようだ。しかし、 サイクロンマグナムとの差はぐんぐんひろがっていく。サイクロンマグナムにかっとびのスタイルを貫かせた豪、 バンガードソニックにバンガードソニックらしい走りをさせなかった烈。二人のマシンの差はそのまま二人の ミニ四レーサーとしての差であったことが明らかになった。烈はあせりのあまり、ソニックの進化を考えていなかったことを反省し、 ソニックとやり直すことを心に誓ったのだった。

第45話 烈の裏切り!? ソニックVSマグナム

 豪の新マシンサイクロンマグナムは、土屋博士がアメリカで開発したボディ強化スプレーによって完成の域に達した。 一方、烈は豪の新マシン誕生にかなりのあせりを感じていた。烈はソニックをパワーアップさせるために鉄心と共に大神のもとを訪ねた。 大神は烈が自分をやっと認めたのだと思い、研究所で烈に協力しようとする。それを見たレイとゲンはおもしろくなく烈に勝負を挑んできた。 すっかり自信をなくしている烈の走りを圧倒する二台のバトルマシン。だが、烈は何度も攻撃を受けているうちに、 ひとつの活路を見出しのだった。大神に心を売った烈を豪は許さなかった。烈は大神研究所で浮かんだ『何か』をもとに、 新マシンの開発にかかった。そしてそれは完成し、サイクロンマグナムと勝負することに。レースはソニックの破壊ショーが予想されたが、 新ソニックの走りは違っていた。烈が大神研究所で見つけたもの、それは『空力』だったのだ!烈の苦悩の末、 究極の空力を手に入れた新ソニック。その名は『ハリケーンソニック』。これで烈豪兄弟に新マシンが揃ったのだった。

第46話 復活のJ! プロトセイバーEVO

 カイに続いてSG・J・Cの出場権を獲得したレイであったが、大神への不信感は日に日に募っていく。 そして鉄心の一言で、レイスティンガーを自分の手で改良しようと試みる。レイスティンガーを改造しているレイを 見つけた大神は憤慨するが、逆にゲンがSG・J・Cの出場権を取れなかったのは博士のせいだといわれてしまう。 大神はゲンに出場権をとらせるため、新たにレースを開設し、G・J・Cオフィシャルは大神の提案をのんだ。 レースが追加開催されるということはゲンだけでなく、黒沢やジュン、チイコにもSG・J・Cへの 出場権獲得のチャンスが与えられることになる。そしてそのレースに、しばらく裏方だったJも参加を決意した。 それぞれがレースに向けて熱くマシンをセットアップする中、Jのニューマシンの開発が始まった。 サイクロンマグナム開発に手を貸してもらった豪は、今度はJの開発を手伝った。ついにマシンは完成。 早速サイクロンマグナムと試走をしてみるが惜しくもコースアウト。しかしJはこのニューマシンに確かな手応えを感じていたのだった。

第47話 火花散るラストチャンス!

 いよいよSG・J・C出場の最後のチャンス「ビックチャレンジレース」開催が迫ってきた。 大神は新たな刺客として、ミニ四駆アメリカチャンピオンのアールという少女を呼び寄せた。 アールはアメリカに渡る前、大神研究所にいた少女で、研究所をJが出ていたったという話を聞き、 驚きと憎しみをおぼえ闘志を燃やすのであった。そしてレースの日がやってきた。出場者は彼らを含め100人近い。 しかしSG・J・Cに出場できるのはその中のたった3人。ミニ四ファイターの合図と共にレースが始まった。 パワーアップしたブロッケンG、そしてプロトセイバー戦隊は次々と他のマシーンを破壊。トップを走るのはJ。 そしてそれをアールが追っている。ゴール手前、アールのマシンは加速しJを追い抜きにかかる。しかしJも負けない。 その後に続くブラックセイバーとブロッケンG、フラワーアックス、そしてマンタレーホームランであったが、 ブロッケンのスピンにまきこまれすべてコースアウト!1位はJ、続いてアール、そして3位はレースに復帰し同着した黒沢とゲン。 しかしアールのマシンは最後までアタックをかけることなく走っての2位。 SG・J・Cでは非常に怖い相手となった。 そしてアールの正体が明らかに…

第48話 SGJC開幕!!波乱のスタート

 SG・J・C最後の参加者4人が決まった。その中のミニ四駆アメリカチャンピオンは、なんとJの姉だったのだ! Jとアールは6年前、大神研究所でミニ四駆の英才教育を受けていた。世界を目指したアールは単身アメリカへ向かったのだが、 飛行機の墜落事故に巻き込まれ消息を絶ったのだ。そのアールがアメリカチャンピオンとして帰ってきた。 うれしさを隠せないJに対して、アールは冷たい態度を取る。遂にSG・J・C開催された。このレースは3日間で3つのレースが行われる。 烈、豪、J,リョウ、藤吉、二郎丸、黒沢、まこと、そしてカイ、ゲン、レイ、アールがスタート地点へ。 ミニ四ファイターの掛け声と共にシグナルが青に変わり、初戦スタート。はじめにトップに立ったのはゲンのブロッケンG。 しかしブロッケンはその場で高速で回転し始め、竜巻を作り始めた。タイヤをロックしていたのだ! その脇を誘導ビームを使ってすり抜けるレイとカイ。これは大神から授けられた作戦だったのだ! 竜巻を目の前にしてスタートをきれないみんなを見て、Jが自らブロッケンGを止めにかかった。しかし弾き飛ばされ、 今にもJを押しつぶそうと迫るブロッケンに飛びかかる1台のマシンがあった。アールだ!! ブロッケンとともにアールのマシンは傷ついてリタイアしてしまったが、ミニ四駆の本当の素晴らしさを知るため、 アールはJの走りを見守るのであった。

第49話 レッツゴー大苦戦!爆進!破壊軍団

 SG・J・C初戦は本物のサーキットで行われ、スタートして早くもゲン、アールの2人が脱落した。 そして残りの10台のうち先頭をレイとカイが争っていた。 1週目を終ってレイ、カイ、豪、リョウ、烈……と次々ピットインし、 烈がまずはじめにピットアウト。レイとカイはそれを見てピットアウト。残る豪はタイヤ交換を行っており、 時間を大幅にロス。サイクロンの走りは他のマシンよりもかなりタイヤに負担をかけるものだったのだ。 レース中に使用できるタイヤは2セットのみ。タイヤ交換でさらにスピードアップを図ったマグナムは、 どんどん前のマシンをパスしていき、遂にトップにおどりでた!そして2週目、皆ピットインして作業を行っていたが、 ここではカイはレイを置いて先にリョウを追い、ピットアウトしてしまう。最後にピットアウトしたマシンはレイスティンガー。 レイは最後尾から全てのマシンを破壊しようとする。まずは藤吉、黒沢、二郎丸のマシンをけちらし、次にJと烈を狙う。 烈とJはお互いにかばいあい、なんとかリタイアは免れた。そして次にカイと争っているリョウ。 しかしカイがリョウは自分の獲物だと言い、レイスティンガーの攻撃の邪魔をする。レイはビークスパイダーを攻撃しようとするが、 今度はリョウがそれを阻止する。邪魔をされたレイは、2台を突き放しトップの豪を追いかける。 しかしサイクロンマグナムはゴール直前でバーストしてスローダウン。結局1位レイ2位カイ3位リョウ4位烈5位J6位豪で初戦を終了した。 しかしそれぞれが正当に走りあっていたこのレースの中で、勝ったレイの心は釈然としなかった。

第50話 大激戦!雪山コース 過酷な第2グラウンド!

 SG・J・C第2戦Bセクションは荒れ狂う吹雪の雪山で行われた。各レーサーはそれぞれ対雪山用にマシンをセットしている。 その中でJの姉アールは、Jに励ましの言葉を残して荷物をまとめてアメリカへと帰っていった。一方大神たちは、 今度はゲンを優勝させる作戦を立てていた。レースが始まりマシンは吹雪の中を進んでいくが、烈や豪たちはなかなか思うように走れない。 カイ、レイも彼ら同様走ることも、ましてや攻撃を仕掛けることもままならない。そんな中、 このレースで優位に立ったのはスピンコブラとブラックセイバー、そしてスピンコブラと同じフロントモーターマシンのブロッケンGだった。 ブラックセイバーはタイヤの内側にノコギリローラーを装着して奮闘。レースは再三アタックに失敗したゲンが勝つために バトルマシンの装備をはずして軽量化、走りを重視した勝負で優勝した。 2位スピンコブラ、3位はブラックセイバー、4位はHソニック、 5位サイクロンマグナム。これでレイは優勝にまた一歩近づいたのだが、カイ、ゲン、レイの大神派の輪は大きく崩れ始めていた……

第51話 栄光の表彰台!!勝利のミニ四駆

 最終戦Cセクション、コースはカーブありトンネルありの湾岸コースだ。これまでのポイントでのトップはレイ、 2位にゲン、3位にカイと大神軍団が上位を独占。ついにレーススタート。トップでゴールすることが優勝の第一条件の豪だが、 サイクロンマグナムが思うように走ってくれない。コースアウトを恐れた豪はサイクロンマグナムのローラーを多めに付けていたのだ。 レイ、カイ、リョウ、烈は先頭集団を形成。烈はピットインした際、大きく遅れている豪にメッセージを残した。 『おまえにはビリがお似合いだ』と……。頭にきた豪は我を取り戻しローラーをはずして走り出した。一方先頭を走るレイは、 豪の「自分で作ったマシンを信じる」という走りを目の当たりにして、戸惑いを感じ始めていた。ピットインし、 自分の走りが本当に正しいのか考え込むレイ。『自分の力で勝つ!』レイの心が固まった。レイはレイスティンガーの槍を自ら折り、 スピードだけで勝負を挑む。周回遅れだった豪を待ち、レイがピットアウト。 2台は激しいデッドヒートを繰り広げながら先頭集団に迫る。 しかし、レイスティンガーは槍を折ったことから全体のバランスを崩し壁に激突、大破してしまう。 そして栄光のゴールを最初に駆け抜けたマシンは、サイクロンマグナムだった! 2位にハリケーンソニック、3位にネオトライタガーZMC。 ポイントは豪と烈が10ポイントで同率優勝。3位にリョウが入った。ミニ四駆を自分で走らせるということに気づいたレイたち、 そして、自分の信じる道が正しいということを証明した烈豪兄弟とミニ四レーサーたち。様々な希望を胸に秘め、 彼らミニ四レーサーたちはこれからまたさらに大きく羽ばたくのであった。