爆走兄弟レッツ&ゴー!! 大百科

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爆走兄弟レッツ&ゴー!!

  ミニ四駆をこよなく愛する兄・ 星馬烈と弟・ 星馬豪 は、ミニ四駆の開発者である土屋博士から セイバーというマシンを譲り受ける。烈は コーナリング重視の ソニックセイバー、豪は直線重視の マグナムセイバーへ と進化させる。そのマシンでGJC(グレート・ジャパン・カップ)ウィンターレー ス に出場した2人は、アクシデントに見舞われ失格になってしまうが、このレースで、彼らの名は一躍 有名に。2人はその後も多くのレースに出場し、 鷹羽リョウ三国藤吉黒沢太、こひろまことなどの ミニ四レーサーと出会い、成長していく。そして、 自分の個性を最大限に表現し、 最強のマシンへと育て上げていく。熾烈を極めるサー キットでのミニ四駆バトル! ライバルを蹴散らし、目指すは SGJC(スーパー・グ レート・ジャパン・カップ)のチャンピオンだ!

第31話 ブロッケンG登場!破壊の重量級マシン

 GJCサマーレースという表舞台にビークスパイダーが登場して以来、 ミニ四駆の流行はバトルレースに傾いていた。しかし、豪たちミニ四レーサーは正統派の レースでのスピードの追及を続けていた。一方大神は、新たなる破壊マシンの開発にのり出していた。 それは近藤ゲンのブロッケンギガントである。大神は新マシンを使って豪たちを潰すために、 ニュータウン建設現場の遊歩道におびき出しレースをさせる。ブロッケンギガントを紙一重でかわすビクトリーマグナム。 しかし、その波状攻撃に耐えきれず、ついにバンパーの一部を破壊されてしまう。 さらにバンガードソニックもローラーを吹っ飛ばされてしまう。またネオトライタガーも何度もアタックをかけられていた。 坂道に入り各車はブロッケンをパスしていく。そのままゴールまで駆け抜けようとする豪たちを 背後に再びブロッケンギガントが迫ってきた!遊歩道に低木をなぎ倒し、カーブのベニヤを突き破りつっこんできた。 豪たちはゴールを無事駆け抜けるが、レースは終ったにも関わらず、ブロッケンギガントは ビクトリーマグナムを狙って来たのであった。襲いかかってくるブロッケンギガント、しかしそれを 彼らのリーダー格である土方レイでが止めた。更なる強大な敵の存在に、闘志を燃やすミニ四レーサー達であった。

第32話 ゆうれいと対決!学校七不思議レース!!

 登校日、せっかく集まったのだからと、たまみ先生の呼びかけでミニ四駆大会を開催することに。 レースは学校内の七不思議が噂されるポイントを通過するコースで行われる。夕方集まった生徒の中には、 烈・豪・ジュン、そして火車遊という少年の姿があった。その少年は烈・豪たちに幽霊の話をすると、 暗闇の中に消えていってしまう。コースが出来上がる頃には、参加者たちはたまみ先生と烈・豪・ジュンだけになっていった。 仕方なく残った者だけでレースすることになったが、マシンを教室に忘れてしまったジュンを待って、レーススタート。 先頭は意外にもジュンのマンタレイホームラン。その後を烈・豪がついていくという展開。数々の七不思議を解明しながら進む3台。 しかし皆がレースをしていて何か変だと感じ始めた。ジュンのマンタレイが速すぎたり、コースがやけに長かったり。 そして極めつけに、目の前でジュンが壁をすり抜けたのだ。この原因を生み出していた遊は、 勝負に勝ったらジュンをもとどおりにしてやるという。異世界に引きずりこまれてのレースに 大苦戦の烈・豪兄弟であったが、豪の必殺ビクトリーマグナムトルネードでマンタレイを遂に捕らえた。 だが、マンタレイはこの衝撃でパーツの一部が壊れてしまい、レース復帰は不可能になってしまった。 そんな遊に烈・豪は自分のパーツを使ってレースをしようという。烈・豪兄弟に心打たれた遊は、レースを再開。 4台揃ってゴールを駆け抜けたが、わずかに先頭は遊。レースに勝ち、また友情を深められた事で、 この世で満足が出来た遊は再びもとの世界に帰っていったのだった。

第33話 砂嵐の戦い!ルール無用の大神レース

 豪達が家でテレビを見ていると、テレビからファイターの声で、大神カップが開催されるという参加募集告知が流れてきた。 しかもレースはバトルレース。優勝候補にブロッケンギガントの名が。土屋博士はバトルレースに反対するが、 バトルレース用のパーツが売れていることで、大神に返す言葉がない。烈や豪たちも、レースに出場して正統なマシンの力と走りを 見せつけてやる!とバトルレースに参加することを決意した。コースは二重構造のオーバルコース。コース周囲からは砂埃が巻き上がり、 竜巻が作り出されている。マシンが竜巻に落ちると一瞬にしてクラッシュしてしまう危険なコースだった。レースが始まると、 マシンは次々と砂地獄コースに入ってしまうが、そのなかにブロッケンギガントの姿があった。マシンは高々と宙に舞い、 竜巻に捕らえられてしまうが、ビクトリーマグナムはマグナムトルネードとなって、竜巻の中に突っ込んでいった。 マグナムは竜巻を突き破り、ブロッケンギガントはひっくり返り走れなくなってしまった。竜巻を突き破った勢いでマグナムもリタイヤし、 ゴールしたのはバンガードソニック、セイロクスペシャルだった。決着はオータムレースで、と悔しさを隠しきれない大神、レイ、ゲンであった。

第34話 キャンプで決戦!追いつめられたJ

 夏休みに、豪、烈はジュンや藤吉、まこととキャンプに行こうと計画を立てていた。このキャンプに、 最近元気のないJも誘うことにした。しかしキャンプに行く当日、Jはレイ、ゲンに土屋博士のところから、 ZMCに製造法を書いたマニュアルを盗んでこいと命令されていた。Jは昔、ミニ四駆を走らせていた時に、 レイに崖から落ちそうになったところを助けてもらったことがあったため、レイには恩があり強く断ることができない。 しかし土屋博士を裏切ることはできずに、悩んでいたのだ。キャンプ場へついてきたレイ、ゲンは、翌朝早くJを呼び出し近くの浮島に行く。 豪たちはJがいないことに気付きあとを追うが、そこで、レイがJを使ってZMCのマニュアルを奪おうとしていたことを知る。 Jは土屋博士への思い、友達への思いから、マニュアルを渡さなかった。話を聞いていた豪たちは、Jを助けレースで勝負しようという。 負けたらZMCのマニュアルが大神の手に渡ってしまう。豪が勝ったときは、レイはJにつきまとわない、という条件だ。 だが、レースの途中ゲンが水流に飲まれ、それを助けたことでJに対する借りはなくなったと言うと、レイ達は去っていってしまった。

第35話 敵はVマシン!レッツゴー奪回作戦

 子供たちがレースをしていると、いきなり金色のバトルマシンが現われた。そのマシンには不気味な髑髏のマークが入っていた。 金色のマシンは先行するマシンに近づき、トゲトゲのフロントバンパーをぶつけ、コース外に弾き飛ばずと、マシンを持ち去っていってしまった。 豪の学校でも髑髏のマークが入ったマシン“パンディッツ”のことがウワサになっていた。どうやらこれを操っているのは6年生のようだ。 豪が“パンディッツ”の英介のところに乗り込み、レースをして勝てば、取り上げたマシンを返すということで勝負をすることに・・・。 烈も豪と一緒にレースに出るが、レース中、マグナムのフロントローラーの調子が悪くなり、コーナーにぶつかりバランスを崩すと、 ソニックともつれたところへ、英介のマシンが突っ込み、コースの外へ弾き飛ばされてしまった。これによりレースに負けた豪達は英介に マシンを取り上げられてしまう。烈と豪はマシンを取り戻すため、英介のところへ行くが、英介はなんと、ノコギリローラーをつけた ソニックとマグナムを出してきたのだった。そんな中、烈と豪はセイロクでレースに挑み見事勝利する。 そして、英介は取り上げたマシンを全部返してくれたのだった。

第36話 幻のスコーピオン 伝説のミニ四駆

 オータムレースに向けて常設コースでマグナムを走らせていた豪は、佐上から以前年4回ある全国大会に 4連覇した人物がいるという話を聞く。その人はなんとミニ四ファイターだった。しかし、 そのミニ四ファイターもミニ四駆最大のレース、グレートジャパンカップ全国大会では勝てなかったという。 その時、土屋博士のところに大神から連絡があり、岡田鉄心が作ったマシンの試作品はどこにあるのかと聞いてきた。 そのマシンとはZMCを使って作ったフルカウルマシン「シャイニングスコーピオン」というマシンで、 大神はそのマシンを使って究極のマシンを作ろうとしていたのだ。烈たちもパソコン通信で「シャイニングスコーピオン」のことを知り、 土屋ところへ行き、岡田鉄心が作ったということを知る。そのマシンは、ミニ四ファイターがグレートジャパンカップに負けた際に、 鉄心からもらったものだったのだ。中学生になるミニ四ファイターにとってそれはミニ四駆の思い出の品となっていた。 今まで裏方でやってきたミニ四ファイターだが、『シャイニングスコーピオン』を走らせたいとの思いから、豪たちとレースをすることに。 ミニ四ファイターはバトルレースが当り前の今、シャイニングスコーピオンを宝に、裏方として応援していくことを決意したのだった。

第37話 レイスティンガー!大神の切り札!

 大神研究所では、大神がニューマシンの構想に頭を悩ませていた。新マシンには、やはり無数の堅さを誇る頑丈な新素材、 ZMCが必要だった。レイに早くマシンを作ってくれとプレッシャーをかけられ、焦る大神。一方、土屋博士は海外行きを決めていた。 ミニ四駆の未来のために海外の研究所で新マシンのプランをまとめるためだ。鉄心も土屋について一緒に海外へ行くことに。 ZMCを手に入れるため、大神は鉄心の場所を突き止めると、すでに鉄心はいなかった。だが、釜の爆発跡に大神はZMCの小片を発見し、 これだけあれば十分だと喜ぶ大神。丁度そのころ、豪達は土屋研究所を訪れるが土屋の不在を聞き、勝手に装置を使ってマグナムを パワーアップさせようといろいろといじりまわっていた。そんな時、カイとゲンから挑戦状が送られてくる。レイのマシンが完成する前に、 自分達に存在をアピールしておきたいカイとゲン。コースは狭い切り立った崖の中を走る地獄の谷コース。改良を加えた ビークスパイダーの走りに翻弄されるマグナムとソニック。だが、カイとゲンの連携はうまくいかず、豪達の連携に一時は破れそうになる。 そこへ、飛び出してきたレイのマシン、レイスティンガー。ソニックに追突すると、一瞬にして弾き飛ばし、 傷つけられたパーツの破片をまき散らしながら、ソニックは谷底に転がり落ちていく。谷底でソニックを回収した烈。 ボディそのものは無事だったが、リア部がなにか鋭い刃物をつきさされたようにえぐれている。マグナムもビークスパイダーから逃れ、 マグナムトルネードで飛び上がると、洞窟から飛び出してきたレイスティンガーがマグナムの側面に激突し、マグナムの車体が切り裂かれ、 三つに砕けて分解してしまった。言葉をなくす豪。レイはマシンを倒すと、次の相手はZMC製のネオトライダガーだといい、 カイとゲンと一緒に去っていった。残された豪。修復不可能なまでに砕けたビクトリーマグナム手に、ただ豪は立ち尽くしてしまうだけだった。

第38話 復活!マグナム その名はサイクロン

 レイスティンガーにマグナムを破壊されてしまった豪。しかし、オータムレースの開催の時は刻一刻と近づいてきている。 豪は焦りの中、自分の力でニューマグナムを作る決意をした。土屋博士のデータを見る豪。研究所にあったVプロジェクトマシンに マグナムのデータを組み込んで、マグナムの粉々になったパーツを再利用して、復元させれば、ビクトリーマグナムは復活するらしい。 しかし豪は一度機械の中に放り込んでしまったら、自分のマグナムではなくなってしまうように思えると反対するが、 Jにこのプロジェクトマシンを使って、最初の設計段階からまた別の新しいマグナムを作ればいいと言われる。Jにいい方法があると、 土屋博士の研究所の地下にある球形の大型マシンのところへ案内された。それは土屋博士が開発したバーチャル・シュミレートマシンだった。 ミニ四駆のコックピットに実際乗る感覚を再現してくるマシンだ。豪はそれに乗り込み、マグナムのデータを組み込んでスタートさせた。 しかし、乗り心地は異常に悪かった。あまりにも安定性がないためだ。豪はやっとそれに気づき、そして乗りながらマグナムの形状を変えていき、 ニューマシン“サイクロンマグナム”へと完成していく。ところが、バーチャルマシンの中にコンピュータウィルスが入り込んできた。 大神研究所からカイの仕業だった。豪はそれには気づかず、ニューマシンで敵のウィルスマシンと対決し、何とか倒すことは出来たが、 ビクトリーマグナムのデータは破壊されてしまう。現実世界に戻りデータが消えてしまったことにがっかりするJと烈だが、 豪は「データなんか関係ねぇよ!あのマグナムは俺の心ん中に残ってる!あれを作ればいいだけさ!」とガッツポーズ。 オータムレースの日は近づいているが、希望に溢れている豪だった。

第39話 サイクロン上陸!俺は天才デザイナー

 新ビクトリーマグナムの設計図をJに渡し、図面通りにマシンに仕上げていくぞと、 いきまく豪。ただの落書きにしか見えない設計図に途方に暮れるJ。烈はそんなJを気の毒に思っていたが、 そのデザインはコンピュータに取り込んで解析してみると、驚いたことに、とんでもないマシンになるかもしれない、 とJに言われ、すっかりデザイナー気分の豪だった。Jもそんな未知の可能性を秘めたマシンの製作に魅力を感じるが、 オータムレースまであと4日と迫っていた。大神は車検制度廃止後初めて行われるシーズンレースに、 強さがすべてであることを証明するためにも負けるわけにはいかないと意気込んでいる。カイはオータムレースに参加しないが、 スーパーGJCで誰が強いかをはっきりさせましょうとレースの参加を見送る。レース前日、新ビクトリーマグナム完成まであと一歩と迫っていた。 豪もJもかなり疲れている様子だが、明日のレースに間に合わせるために作業は深夜に及ぶ。レース当日、 オータム・レース会場に参加者が続々と集まってくる。スーパーGJCへの切符を手に入れようと、闘志を燃やす黒沢や二郎丸。 二郎丸も新型二郎丸スペシャルで入賞を狙う。リョウは二郎丸のサポートにまわり、今回のレースには出場しないことに。 豪は藤吉のヘリの中でも、新ビクトリーマグナムの最後の作業に追われてレース開始時間に間に合うかギリギリの所まで来ていた。 心配そうに豪のことを待つ烈たち。なんとか間に合い、新マグナムの“サイクロンマグナム”も完成することが出来た。 いよいよレーススタート!サイクロンマグナムは混乱の中、ガタガタと不安定な走りをみせる。その先ではレイとゲンがマシンを弾き飛ばし、 それにレイスティンガーが突っ込んでいき、他のマシンをクラッシュさせていた。豪もやっと本当のサイクロンマグナムの走りを発揮し、 スピードをつけ物凄いスピードで二郎丸スペシャルをパスすると、レイスティンガーとブロッケンGの間を突き抜け、 ブラックセイバー、スピンコブラ、そしてソニックまでもごぼう抜きにしたサイクロンマグナムであった。

第40話 白熱のオータムレース

 驚異的なスピードでサイクロンマグナムは前走車を次々にパスしていった。抜かれたソニック、 スピンコブラ、ブラックセイバーもその後を追う。サイクロンマグナムの走りの秘密はダウンフォースにあった。 スピードが乗って、空気の壁を突き破ったスーパー・ダウンフォース・マシン、サイクロン・マグナムはもう誰にも止められない。 しかし大神は絶対的な力の前ではスピードなど何も意味もない。そのことをわからせてやれ!と言うと、 レイスティンガーがセイロクに赤外線を発射させ、照射された赤い点を貫いた!アタック・シーンを見てみると、 セイロクに接触した瞬間、そのノーズから槍が突き出され、セイロクを貫いていた!次々にはじき飛ばされるセイロク。 一気にブラックセイバーとスピンコブラの背後に迫るが、見向きもせず抜き去っていく。その2台はゲンにまかせ、 レイは標的をソニックとマグナムに!肉薄するレイスティンガーとサイクロンマグナム。両者のフロントバンパーが激突する寸前、 レイスティンガーのノーズが何かにすくい上げられるように浮き上がってしまう。そのままサイクロンマグナムの直上を飛び越えて行く レイスティンガー。サイクロンマグナムは強力なダウンフォースを生み出している激しい気流が、バリヤーのように サイクロンマグナムを覆っていたのだ。一方、ゲンのアタックをかわしたスピンコブラ、ブラックセイバーに二郎丸SPはテールから、 レイスティンガーに貫かれてしまう。二郎丸を串刺しにしたまま走り続けるレイスティンガー。ブロッケンGはブラックセイバーに 体当たりするが、2台ともコースアウトしてしまう。そのままゴールを迎え、1位は二郎丸SP。2位はレイスティンガー、3位スピンコブラ。 マグナムは惜しくも4位に終ったのだった。